大阪大学 老いと死の研究ラボー幸福長寿研究会ー(旧:老年学研究会)

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研究会概要

大阪大学における老年学研究会の流れ

大阪大学における老年学研究の歴史は古く、1948年から大阪大学法文学部哲学科(現人間科学研究科行動学系)で教鞭をとられていた橘覚勝先生にさかのぼることができます。先生は、東京大学大学院に在籍中の1925年にご専門の心理学の領域から老年期の研究を開始されました。戦争によって研究の一時中断を余儀なくされましたが、1978年に急逝されるまで、老年学を構成する様々な分野に興味を持たれ、精力的に研究を続けられました。
老年学の誕生は1904年と歴史は浅く、また学問の定義そのものも明確であるとは言えません。橘先生は1971年に出版された代表的な研究書「老年学」において幅広い研究知見の融合と、その後著された一般書「老いの探求」で成果の社会還元の重要さを説いておられます。私たちの研究会は、日本の老年学の先駆者である橘先生の思想を規範とし、大阪大学に所属する後輩として超高齢社会に資する活動を展開します。

設立平成25年
会長 樂木宏実 医学系研究科
副会長佐藤眞一 人間科学研究科
前田芳信 歯学研究科
幹事池邉一典 歯学研究科
神出 計 医学系研究科保健学専攻
事務局権藤恭之 人間科学研究科
連絡先大阪大学人間科学研究科  臨床死生学・老年行動学講座
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1番2号
TEL/FAX : 06-6879-8033

関連団体等

大阪大学老年学研究会規約

平成26年2月9日制定

(名称)

第一条 本研究会は、大阪大学老年学研究会(以下「本会」)と称する。

(目的)

第二条 本会は、老年学という学際的研究を通じて、高齢者の健康と福祉の向上に寄与することを主たる目的とし、①大阪大学内の共同研究の推進、②専門的知識・能力を有する人材の育成、および③一般市民への研究成果の還元を中心とした活動を行う。

(事業)

第三条 本会は、前条の目的を達成するために必要な学術集会、講習会の運営・開催およびその他必要な事業を行う。

(会員)

第四条 本会の会員は、大阪大学に所属する教職員、学生およびそのOB・OGとする。

(役員)

第五条 本会に、次の役員を置く。
 (1)会長  1名
 (2)副会長 2名
 (3)幹事  若干名
2 幹事は会員または幹事の推薦により選出する。
3 推薦された幹事は幹事会で承認を得る。
4 幹事は幹事会を組織し、会務を処理する。
5 会長および副会長は幹事の互選によって選出される。

(運営)

第六条 会長は、本会を代表し会務を総括し、必要に応じて幹事会を召集する。
2 幹事は、本会の運営に関する事項を議決する。
3 本会は、その目的を達成するための会員に対する指導、調整等の総括業務を行う。

(事務局)

第七条 事務局は会長のもとに、会員名簿の整理等研究会の運営に必要な諸事務を行う。
2 本会の事務局は下記に置く。
大阪大学人間科学研究科 臨床死生学・老年行動学講座

(協議事項)

第八条 会則の変更が必要な場合には、幹事会の場において協議決定する。

附則

この規約は、平成26年2月9日から施行する。

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